糖尿病の合併症はなぜ起こる

糖尿病はインスリンの作用が落ちてしまう代謝異常の病気です。
この状態で数年間放置しておくと色々な合併症が起きます。

 

糖尿病の合併症は、高血糖で血管の表面が傷ついたり傷が治るときに血栓ができることで起こります。

 

糖尿病性の細小血管障害

  • 網膜症
  • 神経障害
  • 腎症など

 

  • 動脈硬化の疾患
  • 冠状動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)
  • 脳血管障害(脳梗塞)

 

糖尿病は、さらに脂肪肝や認知症、癌になる確率が上がります。

 

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は、糸球体という尿を濾過する細胞が壊れてしまうために起こります。
最初はなんの症状もないのですが、蛋白尿が出たり血圧が上がったり、そして体がむくんだり食欲が落ちるなどの自覚症状が出てきます。

 

他の腎症との違い

糖尿病性腎症は、蛋白尿が出ますが、血尿は出ません。これが違いです。
進行すると、ネフローゼ、さらに腎不全(尿毒症)に進み、透析治療になります。

 

合併症を防ぐ食事療法

食事療法の基本は

  • 腹八分目
  • 品目を多く取る
  • 脂質を取り過ぎない
  • 食物繊維を多く取る
  • 規則正しく食事する
  • ゆっくり噛んで食べる

 

糖尿病の合併症−糖尿病性腎症を防ぐ食事療法
蛋白尿など腎臓の症状が強くなってきたら、たんぱく制限や塩分制限などをしなければなりません。

 

糖尿病で腎臓病を併発してしまった場合、食事作りが難しくなります。
その場合、こちらの腎臓病食の宅配サイトを利用して、作る負担を減らすことができます。
こちらのサイトです。
腎臓病食の宅配サイト

 

 

1期と2期 

糖尿病食を基本にして、血糖値を下げることを目標にする
この段階ではまだタンパク質はそのまま食べて良い
もちろんカリウムの制限もない
塩分の制限も無いが、高血圧があったり、むくみ気味の時は6グラムに制限する

 

3期以降

3期以降むくみや心不全の重さに合わせて塩分と水分を減らす
ここでタンパク質の制限が始まる

 

 

糖尿病も腎症も食事療法が大切なのは同じなのですが、残念ながら、薬だけだして食事療法の方法を指導してくれる医者が少ないのが現実です。

 

食事療法をしっかりやってください
血糖コントロールは大事ですよ
などと病院ではいいますが、具体的にこうしたらいいというやり方を教えてくれる先生は少ないです。
それでロカボ食にはしったり、糖尿病に悪い食事制限をしたりすることになるのです。

 

糖尿病で食べてはいけないものはありません。
糖尿病の食事療法は特殊なものではありません。
面倒で厳格な栄養制限もありません。

 

  • 1日に必要なカロリーを守ること
  • 栄養バランスを乱さないこと
  • 太っているなら痩せる食事量にすること

 

 

タンパク質や糖質、脂質をバランスよく取ること
80kcalで1単位という方法で食事作りをすると、栄養の詳しい知識がなくても治療食が作れます。

 

インスリンがたくさん必要になるほど糖質を食べると高血糖になります。

 

インスリンの分泌に見合った食事量を守ること
何より血糖値を安定的に保つことが大事です。